危険な目に合わないために効果的な方法は何でしょうか?
そう、危ない場所に近づかないことですね。
海のギャングと呼ばれる、ウツボに噛まれないためには、ウツボがいる場所に行かないことがもっとも効果的な予防法といえるでしょう。
ウツボに噛まれたら・適切な対処法と予防の心得
噛まれないためには、ウツボが生息する場所に近づかない方法が効果的なのは確かです。
しかしながら、それではスキューバダイビングや釣りを満喫することができませんね。
楽しむスポットと生息場所が重なる以上、万が一の事態に対して適切な対処を知ることが必要です。
タコなどを好みアゴの力はそれほど強いとはされていませんが、魚類や甲殻類をしっかり捕える力はあります。
また、ウツボの代名詞ともいえる鋭い歯は、手や指に縫合や切断レベルの損傷を与える力を持っています。
毒はないが迅速な手当てが必要
ウツボに毒はないため、毒が原因となる症状には心配はありません。
問題は1cm以上にもなる鋭い歯です。
いったん噛まれたら、出血をともなう傷を負うことが大半を占めます。
仮に軽症であっても速やかに傷口を洗い、消毒をおこないましょう。
放置することは、傷口からさまざま菌が入り感染症を起こす恐れがあるためです。
また傷口が深く、出血が止まらないケースにおいては、縫合の必要があるため病院での迅速な治療が必要です。
ウツボに噛まれないための予防法
こちらから不要な威嚇や攻撃をしなければ、基本的にウツボは襲ってはきません。
ダイビングのときに遭遇した場合には、静かにゆっくりとその場を離れることを心掛けます。
触ろうとする、追いかける行為は好ましくありません。
岩場に身を潜める習性がウツボにはあります。
このため、潜水時の注意として、不用意に岩へ手を置くことは控えましょう。
潜んでいたウツボに気が付かず、噛まれるケースがあるためです。
まとめ
今回は、ウツボに噛まれたらどうするか。
対処法や予防法について見てきました。
毒はないものの、深い傷を負う場合が多く、迅速な手当てが必要なこと。
臆病な一面もあるため、不要な刺激や威嚇を与えないことが大切なことをお伝えしました。