ちょっと変わった魚を飼ってみたいとなと思ったことはないでしょうか。
そのようなときはウツボをお勧めします。
ちょっと驚かれるかもしれませんが、水族館のように特別な設備がなくても、種類によっては十分に飼うことは可能です。
はじめての種類を迎える場合には、まず基本的な知識が必要ですね。
ここでは、ウツボの寿命や餌、習性などいろいろな疑問について見ていきましょう。
寿命はどれくらい?何を食べているの?ウツボの基本情報
ウツボの種類や個体差により違いはありますが、野生に生息するウツボの寿命は長い個体で40年。
飼育下においては20年前後といわれています。
肉食の食性をもつウツボは、魚類や甲殻類、頭足類を捕食し、そのなかでもタコが大好物です。
飼育する場合にも、活餌を用意することを心掛けます。
名前の由来や習性
長い矢を入れる容器に似ているという説、岩穴に潜む習性から空洞を意味する「うつほら」が変化し「ウツボ」になったとする説など、名前の由来はさまざまあります。
温暖な海域の浅瀬、岩場やサンゴ礁に生息し、基本的には夜行性です。
体長は種類によってことなりますが、90cm~1mほどの種類が多い。
鮮やかな体色をもつ種類もいますが、基本的には保護色のように環境に合わせた体色となります。
ウツボの飼育は可能です
観賞用のウツボとしてオススメなのが、ハナヒゲウツボです。
ウツボのなかでも比較的穏やかな性格を持ち、カラフルな体色と花びらのように見える鼻孔が特徴的です。
水槽の大きさは180cm規格以上が理想的でしょう。
水質の悪化は、病気や寿命に影響を与えるため、フィルターや温度管理のためのクーラーまたはヒーターは必須です。
穏やかな性格とはいっても、基本的に肉食のため混泳は控えるべきでしょう。
餌は乾燥飼料でも対応はできますが、生きている餌が好物なため、エビや小魚などの活餌を与える必要があります。
まとめ
ここまで、ウツボの寿命や習性などいろいろな疑問について見てきました。
ウツボは長生きする生き物でしたね。
40年とは言わないまでも、10年~20年という寿命があります。
飼う場合は長く付き合う覚悟が必要ですね。
飼育しやすいウツボとしてハナヒゲウツボを取り上げました。
大きくならない種類のため、多少小さな水槽でも対応はできますが、狭い環境はストレスを与え寿命にも影響を及ぼすことを心しておきましょう。