とても食べようと思えないような容姿をしているウツボですが、食べることは出来るのでしょうか?
また、その栄養成分はどのようなものが含まれているのでしょうか?
ウツボは食べることが出来るの?
地域によりますが、南方の暖かい太平洋側で食材とされ、高知県や徳島県をはじめ、伊豆半島・紀伊半島などで食べられています。
その料理は湯引きや汁物、煮付け・から揚げ等多くの調理法が存在し、ウツボのたたきまで存在します。
塩もみし、全体のぬめりを取ります。
その後あたまを切り落として内臓を取り出します。
また、ウツボの骨は一つ一つが鋭いため特に注意が必要です。
骨切りするだけでは大きさが大きいので、取り除いたほうが良いでしょう。
ウツボの栄養成分は?
実は、目が悪くなったらウツボを食べろと言われるほど栄養価が高く、漁師の間では海の精力剤などと言われることもあります。
成分としてはアミノ酸が多く含まれ、生殖器の機能改善のアルギニンはマカの4倍以上も含まれています。
精力剤で知られるスッポンと比べてもウツボが上回るデータも出ているようなので、精力剤として十分効能が期待できるようです。
また、ゼラチン質に含まれるコラーゲンは女性に人気です。
このコラーゲンは肌のたるみやシワ・弾力低下などの衰えた肌を若返らせるために必要な成分です。
この他にもカルシウムや鉄分が豊富なため、産後に良いとされています。
この他にも視力低下やドライアイの予防にも期待できます。
さらに、胃腸を保護して消化吸収のサイクルをスムーズにするため、胃腸の荒れやもたれの解消も期待できます。
まとめ
ウツボの見た目から、とても食べようとは思えませんが、初めて口にした人間はなぜ食べようと思ったのでしょう。
口に入れた瞬間その美味しさに驚いたことでしょう。
そしてウツボは、夏のものより冬のほうがさらに美味しくなるといわれています。
また、栄養成分もトップクラスで、男女ともに魅力的な成分が含まれています。
調理法も多く、いろいろな料理に変化します。
さばき方が少し難しいようなので、自分自身でさばく自身がない方も、ウツボ料理を扱っているお店を探してみてはどうでしょう。
食わず嫌いにならず、一度口にしてみてはいかがでしょうか。