とても危ない鋭い歯を持つウツボ。

この歯はどのようになっているのでしょう。

また噛まれたらどうなってしまうのでしょうか。

ウツボの歯

ウツボ 歯 危険

ウツボは体長20cmから4mまでと多くの種類が存在します。

だいたい1mくらいの種類が多いです。

暖かく温暖な水域の浅瀬に生息し、普段は岩場の陰などを巣穴としてその中に潜んで獲物を待ちます。

夜になると巣穴から出てきて、餌を求めて徘徊します。

ではウツボの歯はどのような歯なのでしょう。

ウツボの歯はとても鋭い形をしていて、なおかつ1cmほどの大きさもあります。

ウツボは動きが遅いため、一度捕獲した獲物を逃さないように一度食いついたら離しません。

犬歯のようなこの歯は口の奥の方に向かって生えているため、捕らえた獲物は奥の方にしか移動できないようになっています。

外に逃げようと引っ張り出せば、さらに歯に食い込んでいくという仕組みになっています。

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ウツボに噛まれたらどうなる?

ウツボに噛まれると擦り傷では済まされません。

これだけ鋭い歯なので、数針縫う覚悟は必要です。

また指を噛み切られたという報告も多数あります。

ただ突然噛み付いてくるということはほとんどなく、ウツボに遭遇してもこちらから手を出したり攻撃したりしない限りは噛み付いてきたりしません。

また、ウツボは毒を持たないので、噛まれたからといって体内に毒が回るということはありません。

ウツボの種類にドクウツボという種類がいますが、確かにこのウツボの体内に毒が存在します。

しかし、毒牙により毒の液体が出てくるわけではなく、ドクウツボを食べた時に食中毒になるという種類の毒です。

シガテラ毒といい、毒素を持った獲物を捕食することでその捕食した者の体内で毒素が濃縮されていくという種類の毒です。

ウツボに毒はないにしても、歯には細菌が無数に存在しています。

特にウツボは肉食性のため多くの細菌を保有しています。

必ず消毒はしましょう。

まとめ

ウツボの歯はとても鋭く危険です。

一度噛まれると簡単には剥がすことはできず、数針縫うことはよくあります。

ウツボと遭遇しても決して手を出したり、刺激を与えるようなことはせず静かにしておきましょう。

ウツボが自ら人間に攻撃してくることはほとんど無いため、静かに鑑賞してその場を離れるようにしましょう。

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