その容姿からできれば遭遇したく無い生き物で、多くの生物から恐れられているウツボ。

いったいどのような場所に生息しているのでしょうか?

ウツボが住むために必要なものとは?

ウツボ 生息地

ウツボを飼育しようとした場合、どのようなものが必要となるのでしょうか。

まず大きな水槽です。

成長すると大きくなるため180cm規格以上の水槽が必要となります。

この水槽の中に、ライブロックやシェルターで隠れ家を作ってあげる必要があります。

このほかに水温を25度前後に保つため、ヒーターやクーラーが必要となります。

餌ですが人工飼料に餌付きにくいため、生餌を与えると良いでしょう。

エビや小魚などがあります。

このようにウツボが生活するためには広い場所と暖かな水温、隠れ家となる障害物と餌が必要になります。

飼育する環境は自然界に近く設定する必要があるため、ウツボはこのような場所に生息しています。

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ウツボの生息地

世界中の温かい地域の海に約200種が確認されていますが、日本近海では本州中部より南から台湾や南シナ海までの北西太平洋によく見られます。

普段は外洋に面した岩礁域の特に岩穴に潜んでいます。

ウツボがよく居る地形とは?

暖かな温暖な地域の浅海に生息していますが、ウツボはどんな地形が好みなのでしょう。

ただ温かく浅ければ良いわけではなく、巣穴が必要です。

普段昼間は巣穴からあまり動かず、獲物を待ちます。

巣穴は岩陰や洞窟であり、サンゴ礁などにも身を潜めています。

時に潮溜まりにまで這い上がってくる事もありますが、基本的には巣穴に隠れて様子を伺っています。

ただ表皮が湿っていれば粘膜を介した皮膚呼吸が出来るため、30分ほどであれば水中でなくても活動する事が出来ます。

また、一部の種類ではマングローブを含む汽水域や淡水域にまで進入することがあります。

まとめ

ウツボは種類にもよりますが、ほとんどの種で温かい海水に生息しています。

また身を隠して獲物を狙うため隠れ家となる場所も不可欠です。

餌となる小魚やタコなどが生息していることも重要となります。

世界各地に多くの種類が生息していますが、ほぼ同じような環境を好んで住み着いています。

このような場所を見つけたら、ウツボが居るかも知れませんね。

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