最近では観賞魚としても人気があるウツボですが。
暖かい海域に生息していることが多いため、海水魚として飼育されることがほとんどです。
しかし淡水魚としてのウツボがいることをご存知でしょうか。
ウツボの住む環境は
ほとんどのウツボは暖かい海域の浅瀬に生息します。
海域なので海を生息地としている種が多いことになります。
このため、ウツボを観賞用として飼育しようとするとほとんどの場合海水魚として飼育することになります。
しかし、淡水に住むウツボが存在します。
それはヤマウツボと呼ばれる、フレッシュウォーターレオパードモレイという種類で純淡水性のウツボです。
ヤマウツボの飼育の仕方
このヤマウツボは最大70cm以上にもなります。
黄色い体にヒョウ柄というとても派手な姿をしていますが、性格は大人しく、臆病な性質であると言われています。
水槽のサイズは、90cm程度のものをあらかじめ用意する必要があります。
肉食生なので、混泳させるのであれば、ヤマウツボの口に入ってしまわない程度の大きさの魚であれば一緒に飼育することができます。
また、水のphは6から7程度であれば問題はなく、6.5程度が一番良いとされています。
餌についてはなんでもよく食べます。
生き餌から冷凍赤虫など好みがあまりありません。
熱帯魚は餌がとても難しいのですが、何でも食べてくれるため、餌で困ることはあまりありません。
生き餌から慣らしていくと人工飼料でも食べるようになるため、初心者でも飼育しやすい魚であると言えます。
ただし、熱帯魚は環境に慣れないとすぐに弱ってしまうこともあるので、餌以外に環境にも十分配慮が必要です。
また、命を落とす原因で一番多いのが脱走によるものが多いです。
ほんの小さな隙間からでも脱走してしまうため、ヤマウツボに限らずウツボの飼育には注意が必要です。
まとめ
ウツボは海水に生息するものが有名ですが、淡水でも飼育できる種類もいるのです。
このヤマウツボは幅広い水質に対応がきき、餌も何でも食べるため初心者には飼育しやすいウツボと言われています。
ペットショップでは一匹8000円から13000円ほどで販売されています。
性格も臆病で混泳も可能ですので、これから熱帯魚を飼育してみたい方やウツボを飼いたいけど気性が荒いと悩んでいる方には最適な種類かもしれませんね。